2018/06/24
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6/23 AC長野パルセイロ戦 監督・選手コメント
【6/23 AC長野パルセイロ戦 監督・選手コメント】
□樋口 靖洋監督 会見
今日は非常に悪天候の中、大勢の方に来ていただいたにも関わらず得点を取れず、勝点を取れずという結果で残念に思っています。せっかくこういう雨の中でも来てもらった方には勝点3、あるいはもっと良い試合を見せたかったなという思いが強いです。
ゲーム全般を振り返ると、一言で言うと45分間しかサッカーができなかったなというのが一番の印象です。天候は予想以上に雨が降って、この三ツ沢はあんまり水が浸からないと思っていたんですけど、アップのときに見てみるとボールが浮き始めてきて、ボールが止まる場所が多くなってきたと。本来の自分たちはボールを動かしながら、攻撃を組み立てたいところが、前半お互い蹴り合いになってしまった。そういう意味で45分なかなかやりたいことができなかった。それから、そういうピッチを把握したうえで、僕らがあんまりアグレッシブになれなかった。例えば球際に対してのところ、あるいはボールを前に入れたところでの距離感。みんなが遠くて本当に単発にしかならなかったし、ほとんどセカンドボールを拾えなかったですよね。ああいったところでアクションを起こすということができなかった前半だったと思います。
ただ、後半に入ってからと前半の最後のほうは雨がだいぶ止んできて、これはボールが動くなということでハーフタイムに「握ろう」ということでやりました。ただ、出鼻を挫かれるスーパーシュートを決められて、ちょっとあれが残念だったけど残りの時間はほぼボールを握って、相手陣内で動かしてラスト3分1のところまで迫るという形は本来の形でできたのかなと思います。ただ、その先のところですね。今日は何回か右サイドも左サイドもポケットと呼ぶ深い位置まで入ったんですけど、次のパスが通らずシュートで終わることができなかった。そのへんが残念なところですね。
本当にただ、45分間しかサッカーがやれなくて、45分間はある程度自分たちのやりたいことをできたという試合だったと思います。どんな相手でもどんなグラウンド状況でもアグレッシブさというのを半分しかできなかったというのが今日の敗因かと思います。
――前半アグレッシブに行けなかったバックグラウンドは?
ちょっと全体的にこのグラウンドが嫌だなという雰囲気が正直ありました。アップ終わって戻ってきたときも。自分たちはもっとボールを動かしたいんだけども、蹴り合いをしていかないといけないのかなという感じがあった。それでちょっとネガティブな気持ちになって入ってしまったというところが、アップを終わって選手を送り出す最後のところで選手の表情を見ていると感じる部分があった。このグラウンドを割り切ってやれるかというところだったと思う。
――ラスト3分1を崩し切ることができなかったことについて。
シュートをもっと打っていいんじゃないかなというのは思います。それと最後の深い位置まで入ったときにラストパスの精度というよりも僕は中の呼び込みの問題かなと思います。もう一人人数を掛けて入るとか、あるいは中の選手がマイナスに動いてみて呼び込んでみるとか。来たらやるよという感じがある。呼び込んでいないなという感じはします。
□選手インタビュー
No,11北脇 健慈
前半は自分たちのサッカーができなかったので、すごく悔しいです。後半は逆に自分たちのサッカーができたぶん、最初の開始1分か3分で失点をしてしまったのも本当は良くなかった。そこは切り替えて残りの43分間ずっと自分たちのサッカーができたので良かった点でもありつつ、最後のところで、ペナルティーエリアに入ったとき、ペナ付近でもう一つ工夫ができないとこうやって引かれたチームには勝てないと思う。そこは次しっかり切り替えて、勝点3を取っていきたいと思っています。
――前半はアグレッシブさが足りなかった?
そうですね。その部分では自分は非常に責任感を感じています。前半は何もできなかった。ボールも数えるほどしかタッチすることができなかったし、収めることもできませんでした。(ピッチ)コンディションと言えば言い訳になってしまうけど、そこは変えられないことなので、そのコンディションのときに、自分たちはそうするべきか今後こういう試合はあると思うので、そこで前半のようなことをしてしまえば、また負けてしまうので、また前半から自分たちのサッカーができるようにやっていきたい。
――後半は決め切ることができなかった。
長野が引いてくることは分かっていたので、あそこまでは行けたのは想定内だったけど、そこからは自分たちのイマジネーションだったり、クオリティーをみんなでもう少し共有しないと。今日はいつもの試合よりシュート数も少なかったと思う。そういったところでもパスをつなぎつつ、勝負の縦パスだったりシュートがいつもと比べて少なかった。
No,4土館 賢人
前半はピッチ状況もあったので、リスクを冒さずに前に蹴っていった。そのセカンドの出足が最初の15分くらいは負けていたけど、だんだん時間が経つごとに取れるようになってきたと思います。やっぱり蹴って走るところだったり、スペースに落とすというところは相手のほうがちょっと上だったのかなと思います。
それで前半はやり切れないまま終わって、ハーフタイムに活を入れられて、ピッチ状況もつなげるようになった。そのつなげるようになってからはプレッシャーも感じることなく回せたけどラスト3分1で崩せなかったのが残念です。今日はとても悔しいゲームになりました。
――今日の自分のプレーについて。
今日は50点くらいじゃないですか。セカンドを拾えたのも半々くらいだし、そんなにディフェンスにも行くことができなかったので。
――それこそ出場していた選手全員が50点くらいに見えた。消化不良というか…。
そうですね。けっこうやり切れないというか、やり切っていないという気持ちが強いです。樋口さんもおっしゃっていたんですけど、本当に45分しかサッカーしていない感じがする。
――自分たちのアグレッシブさについて。
出足も相手のほうが早かった。相手もシュートこそは少ないけど、思い切りの良さが相手にはあったと思う。
No,17河野 諒祐
前半から後半みたいな試合運びができれば良かったですけど、そこはグラウンドのこともありますし、前半はあんまり良くなかったと思います。後半はチャンスも増えてきていたけど…決め切ることができなかった。
――何か足りないものがあった?
ゴール前で思い切りがなかったというか、確実にいきすぎてシュートまで行くこともできなかったのかなと。思い切って自分がシュートまで持っていくとか、そういうシーンを作っても良かったかなとは思います。
――普段起用されるポジションとは違って一つ前のポジションでの出場でした。
前で出ているぶん、ゴール前で絡むことも多くなると思うし、ゴール前でのプレーで自分の良さを出せるように意識していました。でもシュートまで行っていないし、なかなかチャンスにも絡むことができませんでした。