2019/07/21
トップチーム
2019明治安田生命J3リーグ第17節 カターレ富山戦 監督・選手コメント
■シュタルフ 悠紀 監督
結果的に負けてしまったんですけれども、悪いゲームではなかったと最近ここ数試合は言い続けているんですけれども、この試合も立ち上がりから主導権を握って前半はY.S.C.C.の方が良いサッカーをしていたなと私は思います。
ただ後半立ち上がり、失点しないように注意してクロスボールの所の対応もというところだったんですが、残念ながらクロスボールから易すぎる失点をしてしまいました。
ただ、そこで追加点を奪われてしまえば試合は決まってしまっていたと思いますが、そこを何とか耐えた選手は褒めたいと思います。そこを耐えたことによってもう一回チャンスが回ってきて、流れも取り戻すことができて、少しづつ相手の守備ブロックも動かしながら攻撃の狼煙を上げていこうというところに失点が重なってしまいました。失点の形というのがこの試合に関しては全てだったのかなと思います。
サポーターも遠くから来てくれた中、僕らの代名詞でもあるゴール、得点力といったところが見せることが出来なかったのが非常に申し訳ないです。
――今日で全チームと対戦しましたが、戦ってきての手ごたえ・収穫は?また、後半戦どこを伸ばしていきたいか。
まず、スタート地点に立った時に僕らのチームは一番下だったと思います。そうした中で17試合を終えて、このリーグで戦えるチームになってきたなという手ごたえは感じています。
攻撃の部分でうまくいく部分も多いですし、ゴールネットを揺らす回数も中の上、上の下ぐらいだと思うので途中首位を走っていた時もありますし、やろうとしていることは
少しづつ形になってきているなというところはあります。ただ、後期に向けて簡単すぎる失点ですね。失点にもいろんな種類があると思うんですけれども、易い失点とタイミングといったところを改善していかないと、勝ち点という形に残らないので、今日も先制されることなくゲームコントロールできていたら最後まで分からない試合になったと思うんですけれども、後半立ち上がり早い失点がやはり試合を壊してしまったので、そういったところは僕らがもっともっと自分に厳しく1人ひとりが成長していかなくてはいけないところだと思っています。
勝ち点目標としていたところに1勝足りなかったので後期含めてこれを取り返しに行かなくてはならない。
苦しい戦いは続きますが、クラブの強みはチーム一丸となって戦えるところなので、乗り越えて必ずシーズンが終わった時にはクラブとしても個人としても掲げている目標をすべ達成したいなと思います。
――後半立ち上がりの失点について
単純なミスだと思っています。簡単なクロスボール、簡単なフリーマン、簡単な失点というところだと思います。
――Cap宮尾選手が出場停止での戦いだったが。
選手一人ひとり個性があるので違いは当然ありますが、宮尾には宮尾の良さがあって中西には中西の良さがあって。ただ、中西は長い怪我の期間があり今季初スタメンだったが頑張ってプレーしてくれていたと思います。
もちろん、僕らの心臓なので宮尾孝一は。孝一がいなかったのはもちろん痛いですが、そういったところを含めてチームでカバーして勝たないとダメなので。
選手インタビュー
■土館 賢人
今日も含めて、ここ数試合は悪い内容ではないが、勝ち切れていない。悔しいです。前半は(アンカーの)僕のところに富山のFWの選手がマークにきた。後半に中盤でポジションチェンジするようになってボールは動くようになったが、前半からもっと自分が受けにいくべきだったと思う。中盤にボールが入ってから、その先の動きが今日は全体的に少なく、攻め手を欠いた。それでシュートも5本止まりだった。
前半を良い感じで終われて、後半これからというときに失点した。2失点目も辛抱強く行くべき時間帯にやられてしまった。前節と同じように失点のタイミングは悪かった。
――後半戦に向けて。
僕らは攻撃型のチームだが、やはり守備のところは向上させなければいけない。人数が足りていてもマークにつき切れていない場面がある。攻撃するための守備という意識でやっていきたい。あとは良い形で奪ったあとのパスの精度を上げることが課題だと思う。