2024/01/01
クラブ
新年のご挨拶
～次の10年に向けて・・・～
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年は、Ｊリーグ参戦10年目でした。
思えば2014年1月31日のＪ２・Ｊ３共同記者会見で「10年かけてプロらしいクラブ」にしたいと思い運営してきましたが、「らしい」とは何だ？？の繰り返しでした。
Ｊリーグの理想は、「地域に根差した」「企業名を外した」など様々。
100あれば100通りのクラブですが、我々の地域活動は、おかげさまで市民の皆さまのご協力のもと、実戦と配置が繰り返され、ルーティーン化されています。
しかし、大都市圏の横浜では、プロらしいことの一つ、「天然芝での日常活動」を含めた施設整備や確保が未だにかなわず、理想と現実のギャップを強く感じた10年であり、人工芝Ｇの借用にしても、横浜以外との価格差は1時間当たり10倍。
それをどのように埋め合わせするのか？？？プロスポーツ団体がひしめく中、価値の多様性を支える責任企業の存在は不可欠なのか？否か？？
それでも、小さなクラブは、次の10年に向けてＪの理想を求め、「負けねーぞ！」の精神で選手たちや支えていただく皆さまとＪ2昇格プレーオフをターゲットに新しいシーズンを闘います。
Ｆリーグは、今季、残念ながら上位リーグ進出はなりませんでしたが、代表定着選手を出すなど、レベルの上がった闘いを見せてくれました。
Ｆ１リーグへの定着から、頂を獲りに行くチャレンジを応援してください。
その他、アカデミー関連や生涯スポーツ関連では、「楽しむ」ことを前提とし、いかにその楽しみのレベルを上げていくか？？そこが本質。
仲間と作るゲーム感覚やボール技術・戦術眼の向上などそれぞれを楽しむココロが一番です。
勝ち負けだけにとらわれず、参加者が、主体的にプレーをする喜びを得られるよう、その気持ちを支えるクラブにブラッシュアップして行きます。
誰もが、笑顔溢れる「居場所」を作り、「ボールで笑顔、ボールで世界平和」、「地域はファミリー」の実現に向けて、より一層の地域社会との連携を深めてまいります。
引き続きのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
2024年1月1日 元旦 Ｙ.Ｓ.Ｃ.Ｃ.吉野次郎