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2018/09/04

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9/2 鹿児島ユナイテッドFC戦 監督・選手コメント

【9/2 鹿児島ユナイテッドFC戦 監督・選手コメント】

□樋口 靖洋監督 会見
まずスコアの0-4というスコアから見ても完敗。そこをまずしっかり捉えたうえでしっかり次の準備をしていかないといけないというところを突きつけられるようなゲームだったと思います。
違いが生まれたのは一番はプレーの強度。非常に球際の部分では厳しく来られて、それを受ける形になって、ほとんどわれわれが球際で勝つシーンがなかったですね。攻撃でもカウンターで出ていくスピードというのはデータをとれば、おそらくスプリントの回数、距離は圧倒的に向こうのほうが高いと思います。その強度の部分でこれだけ違いを見せられると、なかなか攻撃も守備もうまくいかないなと。それプラス重要視しなきゃいけないと思っているのは、ちょっとイージーなミスがまだまだ多い。失点に絡むシーンなんて、マイボールのスローインが相手ボールになったりとか、中盤のつなぎのパスであったりだとか、カウンターだったり。その辺のところの精度というところ、あるいは緊張感を持ってプレーしないと同じようなミスは繰り返されるだろうなと思います。
その強度の部分、それからミスの仕方。いわゆる仕掛けていって、「これが通れば」というところではないミスという部分で質が低いなと思っています。そこのところを改善しないと、おそらく結果は付いてこないと思うので、目標は当然達成できないと思っています。まずそこのところに立ち返って、そこをしっかり認めてやる必要があると痛感しています。ただ、ネガティブな部分ばかりではなくて今日は10番の辻正男が7カ月ぶりですかね。今シーズンを立ち上げて、すぐにケガをして7カ月のリハビリを頑張って、ようやくピッチに戻ることができました。今日はメディカルと話して時間限定で使うという中で、残り15分出ました。おそらく公式では分かりませんが、2本のシュートを打っていますね。これは非常にポジショニングな部分だと捉えて、彼の復帰をチームの起爆剤にしなきゃいけない。特に守備面での緩さ、強度の高さをもう一回求めながら修正することが必要かと思っています。

――前節同様に前線からプレスを掛けられて厳しい展開になってしまいました。
ビルドアップが安定しない部分はもちろんあります。背負って受けてしまったりだとかしている。もう少し立ち位置を工夫しないといけない。パスを受ける角度の作り方も考えないといけないと思っています。

ただ、もちろんミスも問題で…、単純なコントロールミスであったり、パスが緩かったりとかね。そういうミスが起こってしまっている。その辺のところの精度をもっと上げないとダメだし、そこを放棄してしまうと自分たちが目指している部分ではない。そこは意識を高めて続けていきたいなと思っています。そこの部分で確かにバタバタしてしまっているというのは、この2試合感じているところです。

――シーズンの前半戦はミスも少なく攻撃に展開することができていました。この現状にはどんなバックグラウンドがあるのでしょうか。
まずは前半戦を戦って、2周目になったときに、われわれの対策というか、つながせないぞとチームの戦い方を変えてきたりだとか、例えば鹿児島も前節のセレッソ戦を見ていると、それほど前から来ない印象だったけど、今日は基本的にほぼ全部来ていた。一回対戦した2試合目というのを考えると対応されてしまっているなと。逆に言えばそれを対応されてしまっている自分たちが消されてしまうという部分で力不足かなと思っている。

□選手インタビュー
No,10辻 正男
――復帰戦となりました。
そうですね。今日でちょうど(ケガして)7カ月ですね。もちろん自分の思いも色々ありました。先週負けているし、なかなか最近結果が出ていないので、まずはそこに貢献したいなという気持ちで、チームになんとか貢献したいなという思いでプレーしました。

――15分間の出場で2本シュートを打てました。
そこの部分は去年から意識してやっています。シュートに持っていく形と、あとはもう少しボールを触りたかったというのはあります。ちょっと堅いというか、力んでいる部分はありました。自分が出るときに失点をしたので、なかなか難しくなるなとは感じてはいました。

――チームとしては、なかなかうまくいかない90分間でした。
探せば今季やってきたことがある場面もありますけど、僕の印象としても良くないなと思っていました。それを大きく変えられるくらいの、復帰ですけど出れば関係ないので、そこは求めてやろうとは思っていた。その結果まではつなげることができなかったし、大きくは変化させることはできなかったので、自分としても悔しい。また練習からコンディションを上げていきたい。

No,14後藤 京介
最初の入りが良かったぶん、そこで1点を決めることができなかったのが、良くなかったと思います。でもしのげるところも前半しのいでやっている中で、やっぱり監督が言っていた形で1失点目をして、そこからほぼほぼ後手を踏むようになってしまった。この間のガンバ戦から僕が感じていた部分。すべて後手を踏んで、プレッシャーに行ったり後追いになってしまった部分が出ちゃったかなと。
​あとは4失点中、2失点が俺のパスミスで取られてやられてしまったので、そこは反省しないといけない。

――前線からのプレスが厄介でした。
前半から来ている中で後半は落ちてくるかなと思ったけど、ずっと前から来ていた。最後のほうだけかな。それ以外は全部前から来られてしまった。やっぱり、あそこまで来られるとボールを回すことができないし、自分たちの時間を作れなくて、一個剥がせば時間とかは作れるんだけど、そこがうまくいかないというのが、いまのウチの力。そこをどうにかしないといけないのが、これからの課題なのかなと思います。

No,9大泉 和也
入りは良かったと思います。だけどゲームを通して、相手のパワーだったりに個人個人が対応することができなかった。
チームとしての戦い方というか、前節のガンバ戦もそうだけど、失点してからの戦い方をもう少し考えないといけない。もう少し個人個人が感じないといけないと思います。失点して勝つためには得点が必要なわけで、その中で前半と同じようなボール回しでいいのかというのは非常に感じたところです。
例えば前半のように淡々とボールを回して、チャンスを窺うよりは、リスクを負って少し点を取りに行かないといけない。そういうポジショニングだったり裏を取ったりだとか、もっと前半よりもアグレッシブにやっていかないと点を取りに行くという部分に関してはもっとやらなければいけなかったと思います。