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2019明治安田生命J3リーグ第21節 カマタマーレ讃岐戦 監督・選手コメント

2019年09月02日

トップチーム

■シュタルフ 悠紀 リヒャルト監督

大切なクラブの創立33周年記念の試合を勝つことができなくて、非常に申し訳ないなというのが素直な気持ちです。サッカーファンとすれば5ゴール、退場者も出てと熱くなるシーンもあり、面白い試合ができたとは思います。でもやっぱりわれわれを応援してくれている方に勝利を届けるのが私の仕事です。それがなかなかできていないところに非常に責任を感じています。3週間くらいの中断期間で良い準備をしてきたつもりでしたし、万全な状態でこの試合に臨んだのですが、前半戦と同じような課題のところでクロスでの失点もあり改善されていない部分もありました。それが個人としてもチームとしても悔しいですし、まだまだ足りないところが多いなと今日は讃岐さんに見せつけられたと感じています。
ただ、すべてが悪いわけではなくて今まで失点をしてから立て直せない試合もあった中で前半の間で逆転をすることもできたし、すべて前からの守備ではなくてオーガナイズされた守備で長い時間帯で相手にチャンスを与えない時間もありました。少しずつ前回対戦の0-3から差は詰まっていると思います。僕もサポーターもそうだと思いますが、もっと早く差を詰めたい。本当に我慢の時間が続いているので申し訳なく思っています。

――――判定も納得いかないところもあると思いますが、熱くなりすぎていて冷静にプレーできていないような印象もありました。
21節戦ってきた中で判定の問題があるのではないかと話を続けてきました。前回、指摘させていただいた際には2試合のベンチ入り停止処分になってしまったので今回は言っていません。ただ、救われる部分もありました。前半のゴールネットを揺らされた場面は僕の立ち位置からはオフサイドではなかったです。双方にどっちのチームにも対してもジャッジの質が向上してほしいという気持ちは根本にはあります。
​ただ、先程も言ったように僕らは自力で勝ち取らないといけない。そこも最後に惜しいシーンのところでFKをもらえなかったりロスタイムが3分しかなかったりとか。色んな要因がありますが自分たちの課題に向き合って改善するほうが近道なのかなというところに至りました。割り切って自分でできるところを全力で最速のスピードで少しでも改善できるように頑張りたい。

 

■選手インタビュー

佐藤 祐太

前半は自分たちのサッカーをすることができました。1点を取られましたが焦ることなく自分たちのサッカーをできて、つなぐところやプレッシャーに行くところもできて自分たちのやりたい形で逆転して前半を終えることができて良かったですが、後半になってちょっと運動量とかパスの質とかでミスが増えてきました。それで軽いミスから失点もしてしまった。そこは90分を通して自分たちのサッカーができるのが一番だけど、できなかったときに強度を高く、ミスを少なくやっていかないといけないなと思いました。
​後半になって相手が前からプレッシャーが来るようになって、それに臆することなくつなげることができれば良かったのかなとも思います。プレッシャーに来ているということはフリーな選手はどこかにいるので、その選手を早く見つけてボールを動かしていければ、なんてことなかった。本当に別に消極的になったわけではないけど、みんながボールを受けようという意識もあれば幅を取ろうという意識もあった。距離感も良くなかったのかなとも思う。試合を通してそんな感じがしていたので、自分の中で試合が終わって見て、振り返ってたらそうなのかなという感じです。そこは自分がアクセントになれればなと思っている。

 

宮尾 孝一

良い時間もあったり、ボールを持てる時間も攻撃面はありました。でも1失点目も僕もラインを下げすぎて前に出られなくてFWの相手の9番(我那覇 和樹)に触られてしまった。2失点目も、DFラインとGKのコミュニケーションを取れていなかったし、チャレンジして出ないといけないところもあったしハッキリクリアしないといけない部分もありました。3失点目は完全に僕がサイドを突破されたときに読んで早く動きすぎてしまったところもありました。申し訳ない気持ちです。

――判定も納得いかないところもある。だけどもっと冷静に戦うことも必要?
​周りに左右されすぎている。これは僕個人もそうですが、もっとやらないといけないことはあると思う。もっと自分たちに目を向けてやっていかないといけないと思う。ちょっと向いている方向が逃げではないけど違う方向に行ってしまっている感じもあるので、チーム全体で個人も直していかないといけないなと思う。