新着情報
INFORMATION
4/29 FC琉球戦 樋口靖洋監督記者会見コメント
2018年04月30日
トップチーム
樋口 靖洋監督
まずこのGWの中でたくさんのサポーターの方に来ていただいて感謝しています。試合のほうは、やっぱりボールを持たせたらJ3で一番しっかりボールを動かせる。ボールをしっかり握れる琉球に対して、我々がどれだけパスワークを切って逆に相手以上に俺らがボールを持てるかというところにチャレンジして結果を出していくと。という思いで臨みました。ただ試合をやってみるとやっぱりボールを持たれました。ボールを動かすことに関してはまだまだ、琉球を目標にしていかなければいけないなと強く感じています。
ただ、そういう主導権をなかなか取れなかった中で常に相手に先手を取って得点を取ったと。そういう競り合いの中でも勝ち切ったということは、非常にチームとしてのメンタリティの強さ。それから我慢を共有するチームとしての一体感。そういったものを感じる試合でした。それが一つ勝点を取っていく、ベースであることは間違いない。そういう意味では評価できる試合だったと思います。
ただ最初に言ったようにもっとボールを握りたいし、一つ自分たちの目標として、次に(琉球と)もう一回対戦するときにはポゼッションの部分で上回りながら主導権を取って結果を出したいなと。そういう思いをさらに強くした試合でした。
――ボールが握れなかったことについて。
ちょっとビルドアップのところが安定しなかった。ディフェンスラインから中盤へのパス、あるいはテンポ、精度の部分で安定しなかった。もう少し後ろが安定すればボランチがボールをもっと受けることができると思います。そこのところが安定しなかったですね。
もう一個は向こうもウチのボランチにかなりにプレッシャー行って狙っていた。それはお互い様。そういう意味でちょっとビルドアップの不安定さという部分はチーム全体も問題かなと。
――この勝利で2位に浮上しました。
試合が今日で4分の1終わった段階なので、これは選手たちに試合前のミーティングで話しましたが、「一番ここまで、ある程度勝点を取りながらゲームを進められている要因はみんながアグレッシブにプレーしていると。相手を受ける試合もほとんどない。時間帯的にはあるけど、我々が攻撃も守備も仕掛けるということがゲームを通してできているというのは、この結果に結び付いているし、試合内容にも積み重ねになっているのだと思います。