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3/16 FC東京U-23 樋口靖洋監督記者会見コメント
2018年03月18日
トップチーム
3/16 FC東京U23戦樋口靖洋監督会見コメント
樋口 靖洋監督
今日は悪天候になってしまい、そして金曜日という悪条件の中でも三ツ沢に来ていただいた方と一緒にホーム初勝利を祝えたことを喜びたいと思いますし、ファン・サポーターの皆さんに感謝を申し上げたいと思います。
ゲームのほうは、まず一言で言うとアグレッシブに戦えた。特にゲームの入りから良いプレスを連動して掛ける、それから良い奪い方をすると。奪ったボールをチーム全員でどこへ運ぶか、ショートカウンターを選ぶのか。あるいはどこに動かして相手のギャップを突くのかと。そういったところも共有しながら、アグレッシブにゲームを進められたと思います。
もちろんFC東京(U-23)の選手たちの技術の高さがあって、なかなかボールを奪えない時間帯もあったけど、そのときは、「じゃあどうしようか」ということをチームとして話をしていた。それを、我々が指示をするまでもなく、選手の中で形を変えたりしながら対応できたと思います。
ただ、自分たちは主導権を持ってゲームを進めるということがチームのコンセプトとしてある。もっとその時間帯を長くできたら、もっと良い勝利になったと思いますし、今日は最後失点したことも、まだまだ我々の宿題かなと思います。
最後の失点に関しては、さっき選手に「自分のミスだ」と話させてもらったけど、つまらない時間の間を相手のFKで作ってしまった。あれでせっかく選手が集中しているところを、僕の判断ミスで切ってしまったので、悔やまれます。これは自分自身の反省として生かしたいと思います。
いずれにしてもこのアグレッシブに戦う姿勢を見せられたというところは評価できるところだと思います。ただ、まだあと30試合残っているので、しっかりと目標をブレずに見据えて、より躍動感あるゲームができればと思っています。
――プロ初ゴールを挙げた三沢直人選手への評価は。
彼は非常にサッカーIQというのかな。クリエイティブな選手であることは間違いない。これは技術的に高いというところも含めて、相手の間で受けることができると。なかなか目立たないけど、守備でも相手のパスの移動中にグッと寄せることができたりする。非常に賢い選手だなと今シーズンのスタートから感じていました。そういう場面を今日は何度も作ってくれたし評価したい。
点数に関して言えば、あれは決して簡単なシュートではない。あそこでしっかり流し込めるキックの技術がある。でも欲を言えば左足でニアを撃ち抜こうとしたシュートがブチ抜けるようになれば、すごい、怖い選手になると思います。期待しています。