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2022年 年頭のご挨拶

2022年01月01日

クラブ

新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別なご高配を賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

コロナ禍における東京オリンピック・パラリンピックが、賛否ありながらも実施され、スポーツの持つ力に、歓喜した瞬間があり、改めてスポーツの有益性を想うとともに、医療従事者の皆さまのご尽力や支援者や応援者の皆さまの深いご理解のもと、Jリーグやプロ野球は、お客様を迎え入れつつ、予定に沿って実施することができましたこと改めて感謝申し上げます。

そのオリンピックの開会式では、直前まで各所に問題を指摘されましたが、難民選手団が2番目に入場したことやジョンレノンの「イマジン」が流れたことをポジティブに捉えれば、「スポヂカラ」を活用し、「ボーダレスな世界と平和」の創造を生み出すと読み取ることができました。

クラブは、昨年、J2ライセンスが付与され、9戦負けなしと一時、昇格の可能性が見えた瞬間を経験し、Jリーグ参戦後、過去最高順位でシーズンを終了することができました。

また、Fリーグでは、絶対的チャンピオンである名古屋オーシャンズに黒星を付けた勢いや、松井大輔選手を獲得し、選手層の厚みから、代表候補に招聘される選手が実現。
育成組織や社会連携活動も数々のトピックスを生み出すことができました。

そんな中で、人それぞれに「居場所」があることが大切であると、クラブ創設時から、それを信じて活動しておりますが、ミャンマー代表サッカー選手、ピエリアン・アウン選手を受け入れたことが話題となりましたが、「人権」や「平和」という言葉が当たり前ではないことを改めて考えさせられつつも、彼の葛藤する心の助け、その一助になるべきとの思い、その自然発想を今年も継続します。

心が晴れやかであったり、曇り空であったり、雨降り心であっても、それぞれにポジティブに生きられる「居場所」が必要であるとの認識のもと、「ボールで笑顔、ボールで世界平和」、「地域はファミリー」の実現に向けて、社会連携を深め、フットボールの質を高め、資格を得た以上は、J2争いをし、Fの頂を目指し闘いますので、引き続きのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2022年1月1日 元旦 Y.S.C.C.吉野次郎