2019/03/11
トップチーム
2019明治安田生命J3リーグ第1節 ガイナーレ鳥取戦 監督・選手コメント
■シュタルフ 悠紀 リヒャルト監督 会見
前半から点の取り合いになってしまい、慌ただしい試合運びになったのかなと思います。今日がデビュー戦だった選手も何人かいましたけど、もう少し立ち上がりに落ち着いたゲームコントロールをできたらいいかなと思います。ですが、J2昇格を目指す相手から3点を取れたことは自信につながると思います。ここから一つずつ、チーム作りをしていく中で強化していき、より戦える、より良いチームに仕上げていきたいと思っています。
――4失点してしまった守備面を、どう分析していますか?
まだすべてビデオで見られていないので、詳しいことを言えませんが、形はどうであれ4失点してしまった数字が残っています。この『4』という数字を減らしていく取り組みが必要だと思います。
――一方で3得点した攻撃面の評価は?
セットプレーとクイックのコンビネーションは、僕らが磨きをかけているところ。そこは強い相手にも通用するところがあった。セットプレーからの得点でしたけど、その前に良い崩しがあったからこそのファールでセットプレーを生み出しているところもあります。特に3点目は相手を完全に崩してからのセットプレーでした。結果的にはセットプレーからの得点でしたが、攻撃面に関しては選手が良い働きができたのかなと思っています。
■選手インタビュー
No,20浅川 隼人
――Jリーグ初出場で初ゴールを決めました。
入った瞬間のことは覚えていない(笑)。ただ、早い段階で失点をしてしまって、そのあとの同点ゴールだった。本当はめちゃくちゃ喜びたかったけど、早くやらなきゃというところで控えめに喜びました。
――得点シーンは良い形からでした。
(吉田)明生さんは背後のボールを出すのが得意な選手ということは練習中から分かっていました。あとは相手が3バックだったので、そこにダイアゴナルで逆サイドのFWが入っていくことが相手のウィークポイントを突くことだった。
――試合全体について。
できれば、得点をして勝つことが自分にとって最大のプランだった。勝てなかったことが残念だけど、個人的には初出場で得点を取れたことや、献身的に攻撃や守備をできたので自分的には納得のいった試合でした。次に生かしていきたいです。
No,7宮尾 孝一
――キャプテンマークを巻いて開幕初スタメンでした。
最初は硬さもありました。その中でピッチに立って、良いプレーがなかなか出せなかったかもしれません。でも自分で思ってたよりかは良くはなかったけど、味方がボールを運んでくれたときは、もっと引き出せるし、もっと顔を出さないといけない。これから、もっともっとできる部分はあると思います。
――得点シーンを振り返ってください。
味方が仕掛けて攻撃に向かう姿勢がファールという形になった。僕がFKを蹴ることは決めていたので、ボールの前に立った瞬間に壁も遠かったし決められるなという感覚があったので決められて良かったです。でも結果は負けてしまった。
――チーム全体としてできたことと、できなかったことは?
立ち上がりは多分、相手も自分たちのやろうとしていることを理解しているような感覚があった。僕たちはそれで上手くいかない部分、守備でハメられない部分があった。攻撃も上手くいかなかった。そこは、相手によって変えていかないといけないところだと思います。相手が変えてきたら、僕たちも変えていけるようにならないといけない。あと、失点は時間帯もそうだし、やられ方もやられちゃいけないやられ方だった。これから突き詰めてやっていかないといけない。
No,41安彦 考真
――Jリーグ初出場最年長記録となりました。
悔しいです。結果がすごく大事だなと改めて思いました。これがもし、勝っていたらもっと喜べたと思うけど、やっぱり結果が伴わなかったことによって自分の最年長デビュー記録は、そこまで喜べるものではなかったです。ただ、冷静になって客観的に見るとすごく安堵しています。すごく嬉しい瞬間だった。同級生も試合を観に来ていたので、こういう場所でプレーできたことは有難かったです。
――4失点は痛いが3得点を取れた。
考え方、捉え方だと思います。4失点はチーム全体のオーガナイズの問題。自分たちの戦い方を見直すチャンスだと僕は思っています。ここから失点がゼロで続けば、今日の4失点があったからこそ修正できたと言える。それを言うために、ここからの1週間が重要になってくるかなと思います。
――短い出場時間の中で感じたモノは?
やっぱり僕の中では短い時間の出場が多くなってくると思っている。その分数が長くなっていくことが期待感にも変わってくる。アイツが出てきたら、スタジアムの雰囲気が変わった。何かやってくれるんじゃないか。というのを常に出し続けないといけない。僕が出る意味はそこだと思う。やっぱり、沈んだ流れやノッている流れを倍増させることが僕の仕事。一つひとつのプレーにこだわって、ダイナミックに全力でプレーしたいです。