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2018/09/09

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9/8 アスルクラロ沼津戦 監督・選手コメント

【9/8 アスルクラロ沼津戦 監督・選手コメント】

□樋口 靖洋監督 会見
引き分けという結果ですけれども、中断期間明けの2試合はなかなか良いゲームができなかった。その悪い流れを一つ断ち切るという意味ではポジティブに考えなきゃいけない結果だと思います。それからビハインドの中でずっとゲームを進めながら追い付いたと。その選手の頑張り、意識の高さ、今日のゲームに懸ける思いというは十分評価できると思います。
ただ、90分終わって僕が最初に思ったのが、「これは勝ちゲームやったぞ」と。勝点3を取れたゲームだし、逆に取らなければいけなかったなというのが強い思いとして残っています。そういう意味ではホームで勝てなかったことも悔しいし、僕がYSCCをやってから沼津に勝ったことがなくてね。そういう意味も非常に勝ちたかったなという思いが強いです。ただ、最初にも言ったように一つキッカケを作ることができたというところを評価していかなければいけない。
それから後半の15分前から出てきた辻 正男選手。7カ月という長期のリハビリ、大怪我を克服してようやく先週からピッチに戻ってきて、今日同点ゴールという部分も彼のリハビリ期間中の、非常に真摯に復帰に向けて努力する姿というのは私だけでなくて、チームメート全員が感じる部分があったと思います。それが今日得点という形で残り試合に向けてチームに間違いなくプラスになるし、力になってくれるなと改めて思いました。そういういくつかの要因も含めてポジティブに捉えながら、ただ勝ちたかったという思いをもう一度持って次のゲームに向かいたいと思います。

――今日は幅に加えて深さがありました。
今日、ミーティングで今日に限らず今週は対沼津として意識しなきゃいけないとポイントとして伝えたのは相手がブロックを作ると。そのブロックを動かそうということで、幅サイドを変えながら一回サイドに付けることによって、横に動かしてサイドを変えることによって、横の幅を広げて間を使いたいと。それから今日はだいぶ、ウチは裏を狙うシーンが多かったと思う。これは裏を狙うことで相手のラインを下げて、これでまた間が空くよと。その部分を意識することで、前半の途中からは間にボールがだいぶ入るようになった。これをチーム全体で相手を動かしながら、蹴り合いにすることなく間を使うところ。非常に選手たちは臨機応変に状況を見ながら、どこに食いついてきて、どこが空いているとか、どこにスペースがあるのかを見ながら、チーム全体で共有できたのが大きかったと思います。

 

□選手インタビュー
No,25西山 峻太
―同点ゴールをアシストしたシーンを振り返ると。
(辻)正男さんからも、練習のときに「(クロスを)中に入っているから上げ切れ」と言われていた。前半もそういう思いで蹴り切ったし、それで後半はたまたま得点になったけど、そういうチームメートのおかげでもあるので、本当に点につながって良かったなと思います。

あと高校3年間お世話になった北海道が地震で困っていて、大変な状況です。そういう中でサッカーをやれる喜びというのを感じながらもやっていました。たくさん友達も知り合いもいるので、そういう感謝の気持ちを持ってサッカーをやれたと思います。そういう人の思いも背負ってまだまだやっていきたい。

―今日は常に幅をとれていました。
自分のところからショートカウンターを食らう回数が増えて、自分のところからやられていた。でも今日の試合に関して言えば前線の選手がやり切ってくれたりとか、というのでショートカウンターを食らう回数というのは、かなり減りました。縦、縦というよりは、もう一回落としてサイドに振ってというシーンが増えたので、そういう攻撃しながらリスク管理というところが、外から見ていても良かったのかなと思います。そういうのが、勝ち切れなかったけど、最後にあの時間帯で追いつけたのは良かったのかなと思います。

No,15奥田 晃也
ボールもある程度、握れたと思います。自分たちの時間も多く作れたので、そこは良かったかなと。でも失点の仕方と、もっと崩せるシーンはあったのかなとは思います。

―今日は深さと幅があったことで、奥田選手の周りにはスペースがありました。
そうですね。前節(・鹿児島戦)に比べると、だいぶ受けられる位置はあったと思います。今日は(北脇)健慈さんだったりが簡単に裏を狙って取れていたので、ショートパスだけでつないでいくだけではなく、あれも一つ攻めの形なのかなと思います。そのあと自分とかが押し上げて、ボールを引き出せたらもっと良いのかなと思います。

No,6小澤 光
俺は全然…。DFに入ったからにはゼロで抑えるということは確実にしたかった。2点を取られてしまった。結果、引き分けでしたけど内容どうこうではなく2点を取られたことが不甲斐ない。

―複数失点が続いているからこそ、守備面にもっとフォーカスしなければ?
そうですね。内容も含めて、結局2点を決められて2点を決めて引き分けたから良いけど、DF面からしたら前半の内容もあんまり良くなかったし、直さないといけないところはたくさんありました。でも引き分けで勝点1を取れたのは良かったです。3連敗にしないで、2連敗にできたのは良かった。

―これから警笛を鳴らしていく必要も?
もちろん手応えを感じて自信にするのは良いと思います。でも内容的には、もっと上を目指すのであれば、自分も含めてこだわるところや直さないといけないところもある。もしかしたら、もう2点くらい決められてもおかしくない場面もありました。メンタルももっと整えないといけないし、もっと上げなくちゃいけないことがたくさんあるなと思いました。